リオデジャネイロオリンピック情報

リオデジャネイロオリンピック情報を紹介


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レスリング除外のオリンピック

2013年2月12日に開かれた国際オリンピック委員会理事会において2020年に実施する26競技中、25競技が選定されました。
ここで注目されたのは、オリンピックの伝統種目みなされているレスリングが外され、他の候補と共に一枠をかけて争うこととなったことです。


リオデジャネイロオリンピックは2016年大会なので次のオリンピックではレスリングは行われますが、さらに次になるとレスリングが除外される可能性が高いというわけです。


AFP時事通信によるとIOC関係者は
「レスリングと近代五種が僅差だった。おそらく1票か2票で当落が分かれた。近代五種とテコンドーは効果的なロビー活動を行った一方で、レスリングは自分たちが安全だと考えたのだろう」

と語った。


日本は女子フリースタイルにおいて55キロ級の吉田沙保里、63キロ級の伊調馨が金メダルを獲得しており、レスリングは注目の種目と言えるでしょう。ロンドンオリンピックを受けて吉田沙保里が世界大会13連覇となり国民栄誉賞を受賞したことも記憶に新しいのではないでしょうか。
そのレスリングがオリンピックで見られないことについて日本においてかなりショッキングな出来事として話題となりました。


海外においてもレスリングが除外競技になることについて驚きと失望を表明しているところが多く、男子競技で強力な選手がいるロシアやアメリカ、イラン等がどこかの策略ではないかと憤慨しています。


報道によるとロビー活動がレスリングでは行われなかったこと、伝統競技としての意識があったこと、分かりにくいルールを改正するような対応をしてこなかったこと、女性役員の登用や組織改革などが行われてこなかったことが除外候補の原因と言われています。



日本レスリング協会広報委員の樋口郁夫氏
「今まで(IOC上層部の)理事会での決議は競技数の増減のみ。競技を入れたり外したりするのは、(現在は101名いるIOC委員も出席する)総会での決議事項でした。理事会で決めるのは今回が初めてなんじゃないですかね」
レスリング除外の判断材料となったのはIOCが作成したテレビ視聴者数や国際性、伝統、普及などに分かれた39項目のレポートだというが、それは全部公開されたわけではない。
(週プレNEWS・布施鋼治より)




ICO委員会関係者の発言にもある通り、近代五種やテコンドー等はロビー活動が活発に行われ、レスリングにはそのような根回しや接待、袖の下等が極端に少なかったことがあるのではないかという声もあるようです。

日本や中国では韓国のテコンドーのロビー活動によってレスリングが競技入りの妨害の一因となったのではとネット騒がれているようですが、アメリカやロシア、イランはヨーロッパ勢が固めるIOC委員会理事会がその一因となったのではないかという声も上がっています。


現在、国際レスリング連盟は理事会において対応を行ってこなかった会長を解任し、女性委員会や倫理委員会等を設置してアメリカやロシアなど、国を超えてオリンピック実施競技へ復活をかけて運動が行われているようです。


リオデジャネイロオリンピックではレスリングを見ることができますが、次につなげるためにスポーツの振興を通して平和の祭典とも呼ばれるオリンピックを見たくなるようなものにしたいものですね。

シティ・オブ・ゴッド

リオデジャネイロに行く前に、もっとリオデジャネイロについて知っておきたいという人は映画もお勧めです。

日本ではシティ・オブ・ゴッド、ポルトガルではCidade de Deusと題したブラジルの映画で、パウロ・リンス氏の同名小説を脚色して映画化したものです。
国際的な評価も高く、カンヌ国際映画祭に出品され、アカデミー賞にのミートされ、受賞もしています。

1960年代から1980年代のリオデジャネイロのスラムを舞台にしたストリートチルドレンの抗争が描かれており、実際に現地のスラム街で募集しており、一部を除きアドリブによる演技で撮影が行われています。

内容は衝撃的で暴力的な一面が多く、人によっては好みが分かれる作品ではあると思いますが、リオデジャネイロの過去を理解する助けにはなると思います。

リオデジャネイロは日本とは異なり治安はよくないですから、映画の舞台を見たいのでスラム街に行くと言ったことはしない様にして下さい。



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